具体的考えと抽象的考えから本質を見抜く

こんにちわ。彷徨うPTです。今回は「具体と抽象ー世界が変わって見える知性のしくみー」を読んだので、具体と抽象についての自分の考えを本の内容と合わせて話そうと思います。

まず、今回お話しする内容は具体的考えと抽象的考えから物事の本質を見抜く考え方について主に話していきます。

これは、セラピストが患者の問題点を抽出する上での助けにもなると思います。

具体と抽象の特徴

どのようにして物事の本質を見抜くか話す前に、具体と抽象の特徴について話します。

まず具体の特徴は、個別の特徴をまとめることです。

どう意味かと言いますと、例えば魚を例に話してみます。

魚には色々な種類があります。

鮭、鮪、鰆、鰯、秋刀魚…などなどです。これらはどれも魚ではありますが、その中でもそれぞれに特徴があります。

この、大きな括りから個々の特徴についてまとめることが具体の特徴です。

「昨日魚を食べたわ。」と言えば、魚を食べたことはわかりますが、魚の中でもなにを食べたかはわかりません。

「昨日鮭を食べたわ。」と言えば、よりはっきりとなにを食べたのかがわかります。

言い方を変えると言葉の自由度が低く、より分かりやすく内容が伝わります。

抽象の特徴は、個々の共通点をまとめることです。

これは、具体と反対の意味で、1つ1つの物事の共通点をまとめることになります。

先ほどの魚の話で言えば、鮭、鮪、鰆、鰯、秋刀魚をまとめると魚と一括りにして考えることです。

当たり前の話ではありますが具体とは特徴が反対になります。

なので、抽象の場合は言葉の自由度が高く、具体に比べて1つのことから様々なことが考えられます。

本質を見抜く考え方

次に今の具体と抽象の特徴から物事の本質を見抜く考え方について話します。

まず、本質を見抜く考え方を説明するために、自分自身の目標を立てることを例に話していきます。

目標が「お金持ちになる」だとします。

この状態では、目標についての考えが抽象的であり、どのように行動すべきかわかりません。

なので、ここからどのように行動するべきか具体的に考えていきます。

「たくさん働く」「様々な資格を取り、自分自身の価値を高める」「より給料の良い会社で働く」「企業して稼ぐ」様々な方法があるとは思います。ここから自分に適した方法はなにかを考えます。そのうえで、より深堀りし、すぐに行動に繋げれるまで考えを落とし込みます。

これにより、「お金持ちになる」という目標の本質はなにかを考えていくというものです。

簡単に説明しましたが、イメージとして抽象は物事に関する方向性や意味の役割があり、具体は方向性や意味に向けてのより細かい考え・道筋の役割があると思います。

どちらか一つを考えるだけでは不完全なため、具体と抽象を往復して考えることで物事の本質を見抜くことが出来るのだと思います。

はじめにも話しましたが、患者の問題点抽出のときにも役立つ考え方でもあると思います。

「この方の動作での問題点はなにか→「動作の問題点の原因はどこにあるのか」

皆さんが当たり前のように考えている流れではあると思いますが、問題点の原因を考えるうえで、先ほど話した流れを繰り返しすることで、より明確な問題点を抽出することができ、治療するポイントや方法に個別性が出てくると思います。

注意点

今まで話してきた流れを繰り返せば、徐々に本質に近づくことが出来ると思います。

しかし、注意することがあります。それは、物事の意味を理解することです。

繰り返し、考えることで本質に近づくのですが、理解が間違っていた場合、何度も考えていても現状から抜け出せず、中々本質に近づけなくなります。

それどころか、物事の意味を勘違いして、本質から離れていってしまう場合があります。

そのため、一度正しい考え直すことも重要になります。これは1人で出来ることではないので、他人と考えを共有することで、改めて自分の理解が正しいか間違っているか気づくことが出来ます。

まとめ

今回は具体的・抽象的考えから本質を見抜く考え方について話しました。

この記事をまとめながら、患者の問題点や目標の立て方に寄った書き方をしてしまっているなと思いました。

しかし、どの物事においても抽象から具体に向けて考えることで、本質に近づくことは出来ると思います。

本質を見抜くということはとても難しいことであり、時間が掛かることです。

ですが、この記事を読んでいただき、少しでも助けになれば幸いです。

それでは、今回はこれで終了です。最後まで読んでいただきありがとうございました。