文献から予後予測する時にここは見て!

こんにちわ、彷徨うPT(@samayouPT)です。

今回も予後予測について書いていきます。

前回、ろじウラのPT(@roziuranoPT)が予後予測する上での考え方について書きました。

僕の方では、文献を元に予後予測していく上で僕自身が注意していることを3つ書こうと思います。

これは基礎中の基礎の話になるので、人によっては結構当たり前な話かもしれません。なので、中堅以上の方は復習程度に読んでいただければと思います。

もしなにか他に、注意していることや工夫していることがある方は僕たちのTwitterやこのブログのコメントで教えていただけると幸いです。

 

文献の発行年数はいつか?
まずは、自分が参考にしようとしている文献が何年に発行されたかを確認してみてください。とても古いものから最近発行されたものまで色んなものがあります。
あまり古いものを使用していると現在のエビデンスから本当に妥当な内容なのか疑問な場合があります。
日々、研究は進んでおり、文献もたくさん発行されています。患者さんや利用者さんをより正確に予後予測するために、エビデンスがより高く参考になるものを見つける必要があります。
あくまで、個人的な意見ですが現在から10年以内の文献を参考にした方がいいかなと思っています。これは本当に個人的な意見なので僕が文献を検索するときは10年以内のものを参考にしているだけなので、実際に調べて色んな文献をみてください。
しかし、必ずしも古いから予後予測する上で参考にならないわけではありません。
長年変わりなく、たくさんのセラピストの方が利用している文献などもあります。脳卒中患者の予後予測で言えば、有名なもので二木先生の文献は昔からありますが、現在も色んな本や文献で見かけます。
その為、いくつか文献を比較して1番妥当なものを選んでください。
研究対象者は誰なのか?

これは学生や1年目の症例発表などでよく見かけるのですが、予後予測している患者さんと文献に書いている研究対象者が一致していないことあります。
たとえば、大腿骨頚部骨折の患者さんを予後予測しているのに、参考にしている文献が脳卒中患者を対象とした内容になっていることがあります。
もしくは、回復期病棟に入院中の患者さんの予後予測をしようとしているのに、対象が地域高齢者だったりです。
改めて考えれば分かると思いますが、対象としている疾患や条件が変われば、予後予測も変わってくると思います。
せっかく文献からカットオフ値を引用して説明してくれても自分が予後予測しようとしている患者さんには当てはまる内容ではないので意味がなくなります。
その為、はじめに研究対象者や条件はどうなっているかよく見てから文献を参考にしてください。
研究対象者は何人か?
文献をいくつか見ていると対象者の人数が100人以上で多いものや10人以下で少ないものなど様々あります。
対象者の数が多ければ多い程その研究結果の信頼度は高くなると思います。
僕自身、大学院に行っているわけではないので統計の知識などはあまりないので具体的なことは言えませんが、参考にしようと思っている文献をいくつか読んだときに対象者が何人かを比べることも大切なことだと思います。
対象者が少なくても同じ対象者で同じ結果が出ている文献がたくさんある場合は参考にしてもいいのかなと考えています。
大学院に行ってる知り合いや大学の先生に聞いてもらうと、統計に関してより具体的な考え方を教えてくれると思います。
ただ、統計に詳しくなくてもそこだけでも注意してもらうだけでも参考になる文研は見つけやすくなるとは思います。
まとめ
今回は、文献を元に予後予測する上で注意していることについて3つ書かしていただきました。
予後予測するとき、経験年数が上がるにつれて経験則によるものが増えてきやすくなります。逆に新人の頃だと予測がつきにくく悩むことが多いと思います。ろじウラのPTも前回の記事で書いていましたが、セラピストが考えるゴールが患者さんや利用者さんの限界レベルになってしまいます。
経験年数に関係なく、より正確な予後予測が必要になります。その為、文献を参考にしてより正確な予後予測を立てていければなと思います。
今回の内容が、日々の臨床の予後予測で参考になっていただければ幸いです。
それでは今回はこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。