こんにちわ、彷徨うPT(@samayouPT)です。
患者さんや利用者さんに治療や今後の予後予測について説明するときにどのように説明していますか?
伝えにくいことってどんなふうに伝えようかなと悩むことって多いと思います。
僕も色々考えてしまって悩むことが多いです。
伝え方によっては患者さんとトラブルを起こす場合がありますし、気をつけないといけない事は色々あると思います。
今回は、いつも気をつけていることについて1つ書かしていただきます。
みなさんはホリエモンをご存じでしょうか。
色々な発言で世間を賑わしているあの方です。
言い方が少し過激であり、炎上していることが多いと思います。
以前ホリエモンは「保育士の給料はなぜ安いのか?」という質問に対して
「誰でも出来る仕事だから」と答えました。
この発言に対して世間では賛否両論の声があがり、ホリエモンのTwitterは炎上しました。
炎上したときのコメントには「保育士を差別している」「保育士をバカにしている」といった発言がありました。
しかし、この時ホリエモンは保育士を差別するつもりはなく、給料が安い理由について話しただけなのにです。
ではなぜこんなことが起こるのか
みなさんは「単語脳タイプ」ですか?
「文脈脳タイプ」ですか?相手がどちらのタイプかによってこちらの物事の伝え方を変える必要があります
同じ話し方でもそれぞれのタイプで伝わり方が変わってきます
— 彷徨うPT (@samayouPT) January 15, 2021
では、それぞれどういう意味なのかについてですが以下のようになります。
単語脳
会話の中の単語で意味を理解する人たちのことであり、会話の中に強い意味の単語があるとそれに反応しやすい人たちです。
こんな方たちは過激な言葉を使用せず、優しい言葉を使用する必要があります。
文脈脳
このタイプの人たちは単語のみに反応するのではなく、会話の前後の流れから物事を理解します。
その為、たとえ過激な言葉を使用しても会話の流れで見た時に悪いことを言っていなければ、発言者に対して悪いイメージは持ちません。
どうでしょうか?みなさんの周りの人たちを思い出したとき、どちらかのタイプに属している思います。
先ほどのホリエモンの話に戻りますが、本当に伝えたかったことは「誰でも(やろうとしたら大抵の人は)出来る(大変かもしれない)仕事」という意味だったのです。仕事の希少性が低く、給料が上がりにくい構造であることを伝えたかったのです。
しかし、誰でも出来る仕事と答えてしまった為に「誰でも出来る=簡単な仕事」と保育士の仕事をバカにしていると捉えられてしまったのです。