患者さんに理解してもらう説明の仕方

こんにちわ、彷徨うPT(@samayouPT)です。

患者さんや利用者さんに治療や今後の予後予測について説明するときにどのように説明していますか?

伝えにくいことってどんなふうに伝えようかなと悩むことって多いと思います。

僕も色々考えてしまって悩むことが多いです。

伝え方によっては患者さんとトラブルを起こす場合がありますし、気をつけないといけない事は色々あると思います。

今回は、いつも気をつけていることについて1つ書かしていただきます。

あなたは単語脳?文脈脳?

みなさんはホリエモンをご存じでしょうか。

色々な発言で世間を賑わしているあの方です。

言い方が少し過激であり、炎上していることが多いと思います。

以前ホリエモンは「保育士の給料はなぜ安いのか?」という質問に対して

「誰でも出来る仕事だから」と答えました。

この発言に対して世間では賛否両論の声があがり、ホリエモンのTwitterは炎上しました。

炎上したときのコメントには「保育士を差別している」「保育士をバカにしている」といった発言がありました。

しかし、この時ホリエモンは保育士を差別するつもりはなく、給料が安い理由について話しただけなのにです。

ではなぜこんなことが起こるのか

これは相手が単語脳タイプか文脈脳タイプかによって受け取り方が変わるからです。
以前のツイートにも載せさせてもらいました。

では、それぞれどういう意味なのかについてですが以下のようになります。

単語脳

会話の中の単語で意味を理解する人たちのことであり、会話の中に強い意味の単語があるとそれに反応しやすい人たちです。

こんな方たちは過激な言葉を使用せず、優しい言葉を使用する必要があります。

文脈脳

このタイプの人たちは単語のみに反応するのではなく、会話の前後の流れから物事を理解します。

その為、たとえ過激な言葉を使用しても会話の流れで見た時に悪いことを言っていなければ、発言者に対して悪いイメージは持ちません。

 

どうでしょうか?みなさんの周りの人たちを思い出したとき、どちらかのタイプに属している思います。

先ほどのホリエモンの話に戻りますが、本当に伝えたかったことは「誰でも(やろうとしたら大抵の人は)出来る(大変かもしれない)仕事」という意味だったのです。仕事の希少性が低く、給料が上がりにくい構造であることを伝えたかったのです。

しかし、誰でも出来る仕事と答えてしまった為に「誰でも出来る=簡単な仕事」と保育士の仕事をバカにしていると捉えられてしまったのです。

そもそも言葉足らずなところはありましたが、大変な仕事に対して誰でも出来る仕事という言葉を使ってしまったがために、そこの部分にだけ論点がいき、本来伝えたい内容が伝わりにくくなってしまったのです。
どのように接していくべきか?
では患者さんや利用者さんに説明する際にどのように接していくべきでしょうか?
ここで注意してほしいのが単語脳が悪いとか文脈脳が悪いということを言いたいわけではありません。
要は使いようだと思います。
患者さんや利用者さんの場合、病気や体の不調で気持ちが落ち込んでいる場合があります。
そんな時は誰でも単語脳タイプになりえる場合があります。その為、初めの一歩を踏み出す手助けとして論理的な発言はやめて、まずは優しい言葉をかけていく必要があります。
また、ある程度こちらのことを信用していただけるようになれば、単語脳タイプだった人でも多少の過激な言葉が入った論理的な話を聞いてくれると思います。
その為、まずは単語脳と文脈脳という2種類の人がこの世にはいるんだなと、こちらが理解することによって臨機応変に患者さんや利用者さんに対して言葉の掛け方を変えることが出来ます。
まとめ
今回は、単語脳と文脈脳の話から患者さんや利用者さんにどのように説明を理解してもらうか工夫する話をさせてもらいました。
みなさんも1度自分の担当患者がどちらのタイプの人か考えてみてください。
自分の話を聞いてくれなかった理由が分かるかもしれません。
因みにこれは患者さんや利用者さんに限らず、日々の人間関係でも使用することが可能だと思います。1度試してみてください。
今回の内容が、日々の臨床の参考になっていただければ幸いです。
それでは今回はこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。