【論文メモ】回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中重度片麻痺患者の退院時ADL能力に及ぼす因子の検討

こんにちわ、彷徨うPTです。今回は【論文メモ】ということで、僕が読んだ論文を要約し、僕の考察をまとめようと思います。

今回は「回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中重度片麻痺患者の退院時ADL能力に及ぼす因子の検討」です。

今回読んだ文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/30/4/30_563/_article/-char/ja

目的

脳卒中重度片麻痺患者の退院時のADLが、回復期リハビリテーション病棟入院時の患者属性および身体機能から予測できるか否かを検討する。

対象

回リハ病棟に入院した脳卒中患者でBRSⅡ以下の重度片麻痺患者62名

年齢:平均62.8±11.5歳、性別:男性43名、女性19名

原因疾患:脳出血47名、脳梗塞15名

方法

評価項目
患者背景:年齢、性別、疾患名、麻痺側、発症から回リハ病棟入院までの日数

身体機能:MMSE、NIHSS、TCT、非麻痺側伸展筋力

退院時ADL:Barthel Index 

Barthel Indexを元に60点以上を部分自立群、60点未満を介助群に分けた

結果

部分自立群は介助群に比べ、年齢が有意に低く、転院待機日数も優位に低かった。
また、部分自立群は介助群に比べ、TCT、非麻痺側膝伸展筋力が有意に高かった。

まとめ

今回は、重度片麻痺患者の退院時のADL能力に関係する因子を研究した内容でした。

僕は回復期病棟で働いているので、脳卒中患者を診る機会はよくあります。

働いていると「年齢」や「急性期から回復期に移行するまでに掛かる日数」によって、身体機能の改善度や介助量の改善度には違いがでると確かに感じる。

今後、リハビリに介入する患者に関しても、入院前情報から確認する必要があると再確認しました。