こんにちわ、彷徨うPT(@samayouPT)です。
みなさんは病院から老健に送る際にどういったことを基準にしていますか?
「自宅に帰すために」「自宅に帰すまでに入院期間が足りなかったから」など色々あると思います。
老健で働いていると本来の目的とは違う理由で入所される方もいます。
むしろそっちの方が多い印象です。
今回はそんな老健の現状について彷徨うPTが感じることについて書いていきます。
以前に老健の概要について記事を書かしていただきました↓
ここでも書かしていただきましたが、本来は在宅復帰を目的とした施設になります。
その為、本来であれば入所した人のほとんどが在宅復帰を目指してリハビリしていてもおかしくはありません。
しかし、現状としては在宅復帰を目指していない利用者が多い印象です。
では、実際にはどういった目的で入所されているのかについてです。
※あくまで彷徨うPT個人の意見であることをご理解ください。
僕自身老健で働いていて以下のような理由で入所されている方が多く感じます。
①入院期限が迫っているが退院先が決まらず、とりあえず老健に移る
②家族が介護しきれなくなったため、次の住居が見つかるまで老健に移る
③自宅に帰る予定だが、入院期間が足りないため一旦老健に移る
④病院退院時に次に移る場所が見つからなかったため、とりあえず老健に移る
他にも色んな理由がありますが、こういった理由で入所される方が多い印象です。
自宅に帰ることを前提に入所されている方もいますが、次の施設を見つけるまでの避難所になっていることが多い印象です。
こういった現状は良いことなのか、悪いことなのか分かりませんが、本来の目的としては機能していません。
簡単に解決できる問題ではありませんが、今のこの状態が老健の現状なのかなと思います。
今後、2025年問題で老健を利用される方が増えると思います。そうなると今までと同じように避難所のつもりで老健を利用してしまうと、本当に老健を利用する必要がある方が利用できなくなる可能性があります。
その為、病院から老健や自宅から老健に移る際は本当に老健に移ることが正しいのか考えていく必要があると思います。
今回は、老健の利用目的の現状について書かしていただきました。
今思っていることを書いたので、上手く内容はまとまっていなかったかもしれません。
ただ、今回の記事を読んでいただいて老健に送ることが本当に正しい選択なのか考えるきっかけになっていただければ幸いです。
もちろん、老健に送ることが悪いという意味ではありません。
それでは今回はこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。