老健で1年近く働いて思ったこと

こんにちわ、彷徨うPT(@samayouPT)です。

元々、回復期の病院で働いていましたが、1年の期限付きで去年の6月から老健に異動になりました。

そして、もうすぐで1年が経ちます。

色々なことを経験させてもらい、回復期と生活期でのリハビリテーションの考え方の違いや老健の特色について学ばせてもらいました。

そんな中、疑問に思うことも多々ありました。

今回は1年近く老健で働いてみて思ったことについて3つ書かしてもらいます。

利用者さんはやりたいことが出来ているのか

まず、利用者さんは施設内でやりたいことが出来ているのかなと感じました。

僕が働いている老健は入所も通所もあります。

どちらもリハビリ以外の時間は自由時間でもありますし、レクリエーションを実施する場合もあります。

自由時間は利用者さんごとに出来る範囲のことをやっていますが、レクリエーションになると半強制的に参加させられます。

レクリエーションの内容はスタッフが考えたものを実施するのですが、あまり興味ないのに参加させられている人もいるなと感じました。

もちろん、利用者さんがみんなやりたいことを好きなようにやるのは現実的には難しいと思います。

スタッフの人員的問題、備品類の問題、利用者さんによっての意見は多種多様…などなど

完璧にするのは難しいと思います。

しかし、半強制的に参加させられて楽しめていないとなると利用者さんからしたら施設にいることがストレスになるのではないのかなと思います。

こういったことを思うようになり、自分が小規模多機能型居宅介護施設を立ち上げることで、利用者さんが好きなことが出来る環境作りができるのって面白そうだなと考えたりもしました。

 

自宅復帰が少ない

老健が他の施設と違う部分として、自宅復帰を目指していることがあります。

以前にも老健の特色についてまとめた記事があるので、よければそちらも読んでみてください。↓

リハビジョン

こんにちわ、リハビジョン(彷徨うPT @samayouPT)です。 今回は介護老人保健施設とはどんなところかについて話し…

 

しかし、実際は思っている以上に自宅復帰出来ている人は少ない印象です。

もちろん自宅復帰出来ている利用者さんもいます。

しかし、利用者さんの生活環境や性格、身体機能、家族との関係性など様々な理由で自宅復帰が出来ていない人がいます。

これは老健の現状であり、問題点でもあるのだなと思いました。

今後、病院に戻った際には退院支援の際に施設の選択肢はよく考える必要があるなと感じました。

 

 

活動量が下がりやすい

病院から老健に移る人が多い傾向なので、仕方ない部分でもあるのですが入所中の利用者さんは1日のリハビリの時間が20分~40分しかありません。

その他の時間に自主トレーニングされている人もいますが、ほとんどの人は自主トレーニングをしていません。

こちらから提案する必要もあるのですが、利用者さんによって運動に対する意欲にばらつきがあり、なかなか難しい。

その為、身体機能も上がりにくい印象です。

発症からある程度の日にちが経過しているのでそういった面も身体機能が改善しにくい原因でもあるとは思いますが…

しかし中には、身体機能が低下する人もいます。

こういったことからも入院中から運動習慣をつける必要があるなと改めて感じました。

これはリハビリだけの問題ではなく、社会的な問題でもあると思います。世間に運動習慣をつけることが当たり前になる必要があると思いました。

 

まとめ

今回は、個人的に老健に対して思うことを書かしていただきました。

他にも色々思うことはありますが、特にこの3つは強く感じます。

今後、病院に戻った際には今回学んだことを意識して退院支援を行っていこうと思います。

また、老健をあまり知らない人も考えるキッカケになればと思います。

今回の記事が生活期のリハビリを考えるきっかけになっていただければ幸いです。

それでは今回はこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。