目標設定の立て方

  • 2022年2月13日
  • 2022年2月12日
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お疲れ様です。

ろじウラのPT(@roziuranoPT)です。

Twitterでも投稿させてもらったのですが、目標設定について記載したいと思います。

 

いきなりなのですが、患者さん・自分の目標設定はどうしていますか?

 

臨床場面では目標設定として「歩行自立」「トイレ自立」「病棟内生活自立」「食事自立」など上げる事が多いと思います。

 

そうなると、例えば歩行自立を目標にすると

歩行自立してどうなるの?

歩行自立出来ないのはなんで?

歩行自立の為に今、何が問題なの?

と今の患者さんの状態と、目標との差が分りにくくなると思います。

 

なぜこのようになるかは

以前短期goalに関する記事を書いているので見て頂けると幸いです。

リハビジョン

お疲れ様です。 最近バイクで転倒して擦り傷で何とか済んだろじウラのPT @roziuranoPTです。 バイクで転倒して…

 

 

その記事の内容では以下のようなことを書いています。

患者さんは現在の身体状態がわからず、ゴールを考えても目的地に辿り着けるか不安になります。

そもそも、今どんな状態か分かっていません(地図で言う現在地がわからない状態)。

現在の身体状態と目標にしている事に対する距離が曖昧な状態になっています。

これは患者さんだけではなく、セラピストにも言える事です。

セラピストが目標を大まかに考えてしまうと、現状の状態と目標との距離が分からなくなり、

今目標の為にどの練習をする必要があるのか?

この練習を進めると目標に到達するのか?

といったように迷子の状態になる可能性があります。

 

この状態を解決する為に僕が実践している目標の立て方としては、

獲得する動作(目標)を細分化(要所分解)しています。

その考え方の細分化方法を紹介します。

 

 

Twitterにも上げさせてもらったトイレ動作で考えます。

トイレ動作と一言で言っても色々な動作の組み合わせになると思います。

その組み合わせを細かく順序立てて分解していくのがkeyになります。

 

トイレに行く=トイレをしたい(尿意・便意)から始まりますよね

ベットで「トイレ行きたい」となると次にするのがナースコールを押し意思表示を行う

Ns、介護士、Th、家族さんの介助により起き上がり移乗も可能。

その為、次に必要になる事は便座に座る為の座位保持。

座位より支持基底面が狭くなる立位保持

下位の更衣(介助あり)に必要になる立位保持

自身で更衣が行えるようになる立位保持

重心を動かす移乗動作(介助なし)

自立や介助量軽減につなげる為の更衣

トイレまで行く移動(車椅子・歩行等)

自宅復帰に向け歩く必要がある為歩行獲得

 

と言った形でトイレ動作自立と考えるだけでも、僕の考える細分化では8つ分解されます。

ここからさらに、座位保持が出来ない要因などの細分化した項目をさらに細分化し治療として介入します。

 

座位保持が出来ない要因は

・プッシャーがある

・筋緊張が低い

・感覚が悪い

・姿勢が崩れる

などなど…

 

そこまで考える事で初めて治療が活きると思います。

プッシャーが原因ならプッシャーに対する治療。

筋緊張なら筋緊張の治療。

と目標に対する治療展開も行いやすくなるはずです。

 

目標を細かくする事のもう1つのメリットとしては、

自分(Th)が迷子になりにくくなる事。

治療していくうちに、

これで目標に到達するかな。

目標に対する問題点は合ってているかな。

など悩む場面があると思います。

 

目標を細分化することで、目標に対するプロセスを明確にでき、ステップアップする為の指標になると思います。

僕もTwitterで教えて頂いたのですが、この細かい目標設定、目標を細分化する事を「スモールステップの原理」と言います。

 

スモールステップとは

「目標を細かく分け、簡単な内容から少しずつ達成する事」と言います。

 

それを行う事で目標を見失わず、また自分の治療や考えから迷子にならず、

段階的に治療を進めることができると僕自身体験しています。

 

 

また、これは患者さんだけに使える方法ではなく、

セラピスト人生でも使えると思います。

 

僕自身、セラピストは天職だと自負しています。

リハビリを通し、患者さんの人生に寄り添える、またそれがプレッシャーになる。

こんな僕に人生を預けてくれているのでそりゃ真剣に取り組みたくもなります。

 

 

そんな僕は1年目から「5年目の僕は」と自分の目標を立てていました。

その立て方としてはとてもシンプルで、

「憧れの人を見つける」

 

5年目の先輩を見て

あんな先輩みたいになりたいと感じたら、その先輩の真似をします。

先輩が休日にセミナーに行くならついていく。

飲み会に行くならついていく。

勉強会するなら聞きに行く。

その内容で院内で勉強会を開催する。

 

とにかく、先輩が行っている事を真似するだけで確実に先輩に近づくことができますし、飲み会の席では仕事場では聞けない失敗談も聞く事が出来ます。

 

それらを踏まえ、自分目標を細分化し1個ずつステップアップすれば目標にも近づけると思います。

 

長々とありがとうございました。